イラストデザイン

影響を受けた作品

デクスターズラボラトリー
2009年制作

今の自分のタッチの礎となった「カートゥン」。

カートゥンを好きになったのはいつからだったのか?

カートゥンに最初にふれたのはおそらく幼少期の「チキチキマシン猛レース」でした。
そのころはテレビでいくつか海外アニメをやっていた時期だったと思います。
アニメではないですが、「奥様は魔女」なんかも見ていました。
オープニングはカートゥンでしたね。

思春期は日本のアニメにどっぷり。
またそれについてはいつかブログに書ければ。

成人となりSEGAに入社。在籍時、「Tempo」というバッタ(キリギリス?)が主人公のゲームのボスステージの背景などを担当しました。それがまさにカートゥンテイストでした。ただ、当時そこまでカートゥンについて思い入れがなかったのでもう少し後に出会ってたら・・・色々プラスできたのかもと今考えると思っちゃいます。

そして退社したあたり(1995年)からカートゥンに興味を持ち始めました。

そのころは世間的に海外のフィギュアブーム。あちこちはしごしては買いあさっていました。
主に集めていたのは「X-MEN」や「アニメイテッドバットマン」。
後「ナイトメアビフォアクリスマス」のアイテムなんかも集めてましたね。
とにかく海外もので興味のあるものは手を出していました。

カートゥンの一番何に惹かれていたのかというとストーリーや世界観も好きなのですが、
なんと言ってもそのデザイン性。やはり日本にはない独特なディフォルメがとても好きなのです。

で、そのころチキチキマシン猛レースの生みの親、ハンナバーベラの作品を再認識して、そのキャラクターをよりシンボリックに表現したらというコンセプトで作品を作ろうと思っていたところ・・・

「デクスターズラボラトリー」という私にとって運命的な作品に出会いました。

それはまさに自分が思い描いていたもの以上の作品でした。キャラクターはシンボリックでディフォルメのきいたデザイン。世界観もマッチしていてメロメロでした。その後パワーパフガールズやサムライジャックなどデザインとして同じ流れを組んだ作品たちが出てきました。

そんな作品たちに刺激されながら、今日の自分のスタイルが作られているのだと思います。
今後も模索しながら自分なりの作品を作り続けていければ幸せです。